eBay(ヤフオクとアマゾンマーケットプレイスが一緒になったような、アメリカの通販サイト)でロシアの両刃カミソリを買いました。
商品名は「Russian Army Metal Handle Vintage Double Edge Safety Razor with open COMB new!」、つまりロシア軍金属ハンドルヴィンテージ両刃カミソリ(オープンコーム付き)。
ロシアから来た荷物 |
封筒の裏面。読める人いたら教えてください |
封筒を開けると、こんなんに包まれた商品が |
ブリスターパック入りの商品を新聞で包んでビニールの封筒にポイ。おおらかさを感じる包装です。でもすぐ届いたので神。
ブリスターパック(saiverはキリル文字でСайвер) |
横から |
底のとこ割れてんじゃねえか! |
パッケージ裏面。既に見慣れない図が…… |
開封 |
本体はほとんど金属製なので、そこそこの重みがあります。
側面 |
各パーツ |
下から |
そしてこの製品、というかSaiver(Сайвер)社の製品に共通の特徴が、メタルプレート(シム)を使って、両刃替刃を二枚装着できることです。
二枚の替刃のうち一枚を半分に割り、トッププレート、割った替刃、シム、替刃、ベースプレート、ハンドル、の順で組み立てることで、二枚刃になります。
参考リンク:「Blade Assembly of Saiver Profimed Razor」(youtube)
で、早速試そうと思ったら、ベースプレートにバリが残っていたので、紙ヤスリで軽く削りとる必要がありました。しかもそのバリがシムを圧していたために、シムが若干歪んでいます。
この写真の意図は適宜悟ってください。 |
('17年12月14日追記:画像左上は理想的な曲線を描くベースプレートのふち、右上はバリが残っている部分、左下が右上を削った画像です。右下は余りました。)
はい、だんだん書くのに疲れてきました。
早く実際剃ってみたいのと、実際に刃を装着しようとしたら、二枚あるうち上側の刃とトッププレートがうまくはまらず、悪戦苦闘しているためです。上記のyoutube動画でも、3分10秒あたりから、刃を触ったり爪で押したりしているのですが、これは、単に刃を乗っけただけでは、片側の二枚の刃が平行になってくれないのです。
動画内でも、オープンコーム側の上の刃が斜めにセットされてしまって、動画主は「二枚セットするのはおすすめしないね」的なことを言っています。
で、実際に剃ると、肌に刃が当たる感じが割と強いので怖いですね。あまり強く押し当てずにソッと剃って、とりあえず怪我なく終わりました。深剃りしようとせず、毎日のシェービングとしてやっていくなら問題ないでしょう。
刃がうまくセットされない問題も、まあ、ギュウギュウに圧っして固定すれば、刃の角度もおとなしくなるので、大した問題ではないとも言えます。
なんで刃がうまくセットされないのか。
トッププレートのピンと、カミソリの刃が干渉するからです。
でも実際は……
片方がフィットすると、もう片方が絶対に狭い方の溝にフィットしません。これがなぜかと言えば、中央のピンと、替刃の内側のカーブが干渉しているからです。
意味は察してください。 |
ドルコの替刃をフェザーのポピュラーにセットしたことがある方は、フォルダー中央のピンが替刃の内側のカーブと干渉する感覚をご存知かと思います。このように、両刃カミソリの替刃は世界共通とはいえ、刃側ではない、内側の溝の寸法は各社ごとに微妙に異なるようです。
だから、もしかしたらロシア製の替刃をセットしてみたら、この辺もうまくいくのかもしれません。
キッチリはまらないのは微妙に気持ち悪いですが、まあ普段使いにはあまり問題ありません。
eBayでは、本体5ドル、送料5ドルの計10ドルで買えるので、安価に金属ハンドルが欲しかった自分としては満足です。同製品は、googleで「Saiver DE 2.0」などと検索してもヒットします。
Saiverの製品は、プラスチック製、金属製、旅行用、そしてこの「2.0」と、複数の種類があり、かつ2.0以外はベースプレートがセーフティバーのみですので、お求めの際はご注意ください。
本記事の結論としては、買ってよかった、ありがとう。ということです。
もう既に旅行用のやつが欲しくなってまいりました……
地下鉄のフリーペーパーかな…… |
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