2020年1月15日水曜日

Glareシリーズ覚え書き、その2、Glare2

1 全 般
  えっちシーンはありません。
  作者サイト「クレナイブック」でダウンロードできるのでやりましょう。

2 導 入
  我々の世界よりずっと未来のお話。地球の人口問題を解決するために作り出された人工惑星アクアブルーに住む主人公(ユーザー)(あなた)。ある日突然届いた家電メイド・グレアさんとの同居生活が始まってしばらく経ちました。料理はまだまだ苦手なグレアですが、がんばって家事全般をこなしながら、いい話相手として愚痴を言い合う、愉快な関係になっていました。
  ユーザーはちゃんと会社勤めをしていて、お仕事内容は不詳ですが、アクアブルーの周辺のデブリを調査したりもする、宇宙の現場作業員です。長期のミッションもある一方で、休暇もまとめてもらえる、そんな勤務体系。
  というわけで、また長期休暇をもらったユーザーは、かねてより地球行きを願っていたグレアさんを連れて、地球にある自分の家で休暇を過ごすことにしました。
  ユーザーの家の窓からはすぐそこの海岸がよく見え、アクアブルーにいたときの真っ暗な部屋とは随分印象が違います。散歩をしたり、テレビを見たり、一緒にお菓子を作ったり、なんてことのない日常を楽しむ二人。
  そんなある日、グレアはなにやら不可解な寝言を言い始めます。起きてから尋ねても、本人は関係の有りそうな夢は見ていないと。家電が予期せぬ挙動をしているわけですから、故障を少し心配したユーザーは、寝言の謎を解くことに決めます。

3 ゲームシステム
  前作に引き続き、単語入力で進みます。
  ちょっとした違いとして、単語入力の前に「話題で話す」と「適当に話す」という選択肢があります。「話題で話す」は前作の単語入力窓を呼び出し、入力した単語によって、検索したことになったり、単に話題を提示してグレアさんとおしゃべりが始まったりします。「適当に話す」を選択すると、グレアさんがおしゃべりをしてくれます。
  話題は複数あり、本筋のものもあれば、脇道のサブルートに派生するものもあります。本筋は寝言の謎を探るものですが、海に遊びに行ったり、買い物にでかけたり、ぬいぐるみを作ったりと、長期休暇ならではの楽しい日常パートとしての脇道がたくさんあります。いくつか一枚絵のCGもあるので、回収のために色々話題を読んで単語を入力しましょう。

  実のところ、本作はルート分岐が複雑で、全単語・会話回収の難易度はシリーズで一番です。がんばりましょう。グレアさんはかわいいので大丈夫です。

4 ストーリー
  前述の通り、本作は話が複雑なので、確認のためにちょっともう一度プレイしてきます。

2020年1月12日日曜日

Glareシリーズ覚え書き、その1、Glare(Glare1more)


1 Glare(及びGlare1more)
  Glare、というPCゲームがあります。あるので、今日はそれについて書きます。(情報量ゼロの前置き)

  フリーゲームのGlareには全年齢版とえっちシーンありの18禁版があります。それぞれ作者サイト「クレナイブック」でダウンロード可能です。
  そのリメイク作品であるGlare1moreはSteam並びにDLSite及びDMMで発売中です。DLSite及びDMM版はAndroidで動かせるため、スマートフォンでもヒロイン・グレアさんの姿が拝めます。買いましょう。私は先にSteamで買ってからそれを知ったので2回買いました。
 
2 導 入
  ある日、主人公(あなた・プレイヤー)の元に大きく重い段ボール箱が届く。その中にはまっしろい肌の少女が詰め込まれていた。なにやらホラーっぽい導入。
  機械的な駆動音と電子音を鳴らしながら動き始め、「ああ、私は製品として売られたのですね……」と悲しげに呟く彼女の名はGlare(グレア)。人間ではなく、ある企業が作りだしたメイドロボだった。しかし主人公はメイドロボを買った記憶はなく、グレアもまた送り出されるに至った経緯を知らない。なぜ主人公の元に届けられたのか、その謎を探るために、一時的に主人公を「ユーザー」として認めてくれるという。
メイドロボであるグレアは、単に家事を遂行するだけでなく、インターネットに接続して、検索やネットショッピングをすることもできる。グレアと会話しながら、謎を解き明かせ。でも変な(えっちな)ことしたらユーザーを殺して自分も死ぬってさ!というのが一作目のストーリー。

3 ゲームシステム紹介
 本作品はジャンルとしてはADVゲームですが、よくある選択肢式ではなく、『ポートピア連続殺人事件』に代表されるような単語入力式です。これが、検索機能を備えるメイドロボ・グレアさんへの入力であり、あるいは会話の取っ掛かりとなります。例えば、当初グレアは自分を送り出した企業のことを「弊社」と表現していますが、「弊社」と入力すると、グレアさんが「弊社」とは「ユウロピウム社」という企業だと語ってくれます。
 会話の中で登場したワードを入力し、検索又は問いかけとすることで、徐々に謎がほぐされていくのです。
 (以下、作品の核心に関するネタバレ)