「この街では愛さえも闘いだ」
(日本での公開時のコピー)
最近、『シン・シティ』(2005)のDVDを買った。
本作の見どころは何と言っても、原作漫画がそのまま動き出したような鮮烈な映像で描かれる、三つの激しい愛。
特に自分が気に入ったのが、本作の主人公のひとりであり、原作漫画の中でも牽引役である人物「マーヴ」と、彼のエピソード"The Hard Goodbye" だ。
あまりに好きすぎて、セリフは覚えて毎日の生活の中で使う。
例:「お前の(所持している)○○は、ずいぶん上等なもんだな」
(相手の持ち物を褒めるときに)
「俺は〇〇が好きだ。どんなに~~しても、心は痛まねえ」
(心が痛まないから好きなときに)
「最近の〇〇は、どれもこれも電気カミソリに見える」
(どれもこれも電気カミソリに見えるときに)
「俺は道具をチェックする。○○、××、△△[……]、そして俺の両手」
(持ち物をチェックするときに。必ず自分の両手をカウントに入れよう)
そしてこのエピソードで自分が感じたものを誰かと共有したかったけど、なにしろもう流行を過ぎた映画だし、ネット上でもあんまり長い感想は見当たらないしで、もう自分で感想を書き散らすことにした。
あらすじなどは書いていないので、見ていない人間にはストーリーを理解しがたいが、
ネタバレは大盛という残念な感想文だけど。
以下、特に断りが無ければ日本語吹き替え版のセリフを引用している。