2017年9月25日月曜日

アイカツ!紅林珠璃論稿のための覚え書き~紅林珠璃 考察まとめ~

 アイカツ!あかりGenerationと呼ばれる、102話から178話までの物語の登場人物・紅林珠璃についていずれ何かを述べるときのための覚え書きです。紅林珠璃についての先行研究リストとも言う。
 各記事タイトルの見出しが、元サイトへのリンクになっています。

2017年9月24日日曜日

寄稿文『旧世紀エヴァンゲリオン FAKE GENESIS EVANGELION 鋼鉄の宴』第十章前半



第十章前半

「赤城」「葛城」の二艦は、ソビエト艦隊の猛攻を受けながらも、巧みに敵艦隊の進路を誘導した。その結果、死力を尽くして逃げ回る二隻の空母を遂に沈めた時点でのソビエト艦隊の航路は「大和」「日向」の斜め後方を三十ノット程度で追走するような形になっていたのである。ミハイルは 戦場からの離脱を命じたが、そこに「イリノイ」を仕留めた日本の水雷戦隊と重巡洋艦群が襲いかかった。

2017年9月21日木曜日

DCDアイカツスターズ!~レアドレスを奪取せよ~

データカードダス(以下、DCD)アイカツスターズ!のカード排出の法則について、備忘録。
星のツバサ第3弾の内容。

(プレイした体感で書いているので、間違った情報があったらすみません。)

 以下、一着一揃いの服のまとまりを「コーデ」と記述します。

目次
1.服の区分
2.カードのレア度
3.カード排出機会
4.カードの抽選
5.グレードチェンジ
6.グレードチェンジまとめ
7.アクセサリー
8.今後の課題


 まあ、グレードチェンジ関連だけ読めば十分です。


2017年9月19日火曜日

飽きたら終わりだ!アイカツ!感想。第12話「We wish you a merry Christmas!」

第12話「We wish you a merry Christmas!」

【あらすじ】 
 いよいよスターライト学園のクリスマスパーティ。スペシャルライブの出番もあるのに、いちごは実行委員に立候補。自分の準備も早々に終わらせ、クラスメイトたちの分も手伝う。お祭り好きで、困っている人を見過ごせないいちごの性分はここでも発揮され、東奔西走、八面六臂、獅子奮迅の大活躍。
 「ねえいちごちゃん、味付けみてみて」
 「オッケー!」

 「いちごちゃん!ちょっと教えて!」
 「オッケー!」

 「いちごー、ちょっと手伝ってー」
 「オッケー!」

 「でっかいスピーカーもあるといいよね」
 「オッケー!」

 「七面鳥食べたいなあ……」
 「オッケー!」

 「ねえいちご、こっちの相談乗ってもらってもいい?」
 「オッケー!」

 パーティ本番を前にして、みんな大変ながらもワクワクが収まらず、おしゃべりも笑い声も絶えない。そんな中、一人だけテーブルで黙々と輪繋ぎを作る生徒が。彼女は中山ユナ。元気が売りのアイドルなのに、今日は全然元気そうじゃない。
 いちごが事情を聞くと、例年は両親とともにクリスマスを過ごしているのに、今年は両親が仕事で一緒にクリスマスを迎えられないという。ニューヨークのタイムズスクエア前で見た大きなクリスマスツリーの思い出を語るユナの様子を見て、いちごは友達のために自分が何かできないかと思案する。

 せめて楽しくクリスマスを過ごせるように……大きなクリスマスツリーだけでも再現しよう!
 というわけで、いちご、あおい、蘭、おとめは、掃除のお兄さん(涼川)に伐採のための道具一式を借り、スターライト学園のクリスマスパーティの様子を取材していたテレビ局(“TKYテレビ”)の井津藻見輝(いつも みてる)さんのロケバンに乗って、一路エンジェリーマウンテンに向かう。

 エンジェリーマウンテンで一番大きな針葉樹を、みんなで力を合わせて伐採。エンジェリーシュガーの出入りの植木屋さんの助けも得て、学園までツリーを持ち帰る。
 いざ飾り付け、と行きたいところだけど、いちごたち四人はそろそろクリスマスステージの時間だ!
 どうしようかと悩むいちごに、クラスメイトたちが「あとは私達に任せて」と声をかける。

 一方、ユナは自室にいた。もう準備は終わって、パーティを楽しむしかないけど、そんな気分にはなれなかった。ひとりでいちごたちのクリスマスステージの中継を観る。
 クリスマスステージの曲は『We wish you a merry Christmas』。
 ステージの最後に、いちごがカメラに向かって笑顔で「ステキなクリスマスを!きっと外に出たら、良いことありますよ!」と語りかける。
 
 せっかくのクリスマスパーティだし、顔だけでも出してみようかな……と部屋を出たユナが見たのは、まるで両親と見たあのクリスマスツリーのように、大きな大きな、輝くクリスマスツリー。
 感極まるユナに、背中から声をかけたのは、なんとユナの両親。
 「パパ!ママ!」
 「遅くなってごめんね」
 家族みんなで過ごすクリスマスを楽しみにしていたのは、ユナも両親も同じだった。
 抱擁を交わす三人を、いちごたちもまた嬉しい気持ちで見つめていた。

*****

 学園長室の電気は消えていて、窓からは中庭のイルミネーションの光が差している。その光に背を向け、織姫学園長は誰かと電話をしている。
 「メリークリスマス。久しぶりね。
 ええ、報告があってね。まだ誰にも話していないんだけど、新年早々に組ませようと思ってるの。
 いちごちゃんと、美月を」
 織姫学園長は、もう新年のことを考えていた。学園の生徒がクリスマスパーティを楽しめるように段取りを終えたら、もう次のことに取り組む。光石織姫は、常にスターライトの未来に向けて進み続ける人であった。