2017年7月7日金曜日

飽きたら終わりだ!アイカツ!感想。第11話「おとめは誰かに恋してる」

第11話「おとめは誰かに恋してる」


【あらすじ】
 アイドルは恋愛禁止!なのに有栖川おとめが掃除のお兄さんに恋をした!?と思ったけど別にそんなことはなかったぜ!
 以上!!

2017年7月5日水曜日

飽きたら終わりだ!アイカツ!感想。第10話「虹色のおとめ」

 第10話「虹色のおとめ」


 ある朝、またしても遅刻寸前のいちごとあおい。なんと今朝は蘭も遅刻ペース。
 「おかしい……私は遅刻キャラじゃなかったはず……」
 そんな三人の目の前で、一人の生徒が校舎前の広場の噴水に転落する。腰掛け程度の高さまで周囲を囲われている噴水になぜ転落する?と疑問に思いながらも手を貸し引っ張り上げる蘭。事情を聞くと、水しぶきが作り出す虹を手でつかもうとしていたら「ぼちゃ~ん!」したという。
 「ありがとう、おとめ感激!ぺこぺこり~ん」
 タオルを差し出すいちごへの感謝の言葉も独特だ。その時あおいが気付いた。このびしょ濡れの少女は、有栖川おとめ。天真爛漫な性格と独特の言葉づかいが大衆にウケ、第17回全国ポップガールコンテストでグランプリを獲得し、その後“ポップンポップコーン”“ウキウキポップキャンディー”“キャピっと冷やしてヒエヒエアイスバー”など、主にお菓子・スイーツのCMに数多く出演している。おとめは別のクラスだったため、これまで三人はあまり見慣れていなかったのだ。

 さて、次に訪れたオーディションは、クリスマスイブの日に開催される学内クリスマスパーティのための特設ステージ出演オーディション。しかしこのステージに立てるのはなんと三人だけ。既にその日に学外での仕事のオファーがある生徒を除けば、ほぼ全生徒が参加するという非常に厳しいオーディションだ。トーナメント形式で、二人が同時にステージに立ち、どちらがより観客を盛り上げたかで勝者が決まる“対決ライブ”形式だ。そしてなんと、いちごの一回戦の相手は、有栖川おとめ。
 おとめは芸歴もいちごより長く、いちごと同じく天然キャラ同士、そして普通ならくじけそうなところでもまったくへこたれない強さも持ち合わせるおとめとの対決に、心配を露わにするあおいと蘭。しかしいちごは、CMキャラそのままのかわいさに胸打たれ、おとめとの対決を楽しみにしていた。

2017年7月3日月曜日

飽きたら終わりだ!アイカツ!感想。第9話「Move on Now!」

第9話「Move on Now!」


 いちご、あおい、蘭の三人が受けると決めた“スペシャルオーディション”とは、スターライト学園が定期的に開く、生徒の成長を判定するためのオーディション、いわば自主的に参加する定期試験だ。個人のセンス・パフォーマンスのほどが採点されるのはもちろん、ユニットとしてふさわしい協調を見せられるかも判定される。アイドルは必ず二人以上でユニットを組んで参加するのはそのためだ。
 スペシャルオーディションは、ひとかどのアイドルとして名を成す大前提でもある。それだけに、合格にはプレミアムドレスの着用がほぼ必須である。プレミアムドレスのアイカツカード(“プレミアムレアカード”)は、各ブランドのトップデザイナーに認められたアイドルでなければ手に入れることができない。すなわち、知名度と、ブランドの方向性に合わせて自らのカラーをセルフプロデュースする能力が必要となる。もちろん、不正を防ぐために、プレミアムドレスは手渡しでないと授受できないことになっている。
 つまるところ、スペシャルオーディションには、個人のパフォーマンス、デザイナーからの承認の証としてのプレミアムドレス、仲間とのチームワークの三つを備えて、高い次元で調和させ、本番で披露することが必要なのだ。それを達成し、合格した者は、“歌の心得”をもらえる。“心得”とは、そのアイドルの能力が一定の水準に達した時に学園から授与される証である。「歌の心得」以外にもいくつかあり、それを複数保有しているということは、単純にその能力の高さと、幅広さの証となる。
 もちろん、これらは神崎美月も通った道のりだ。

2017年7月2日日曜日

飽きたら終わりだ!アイカツ!感想。第8話「地下の太陽」

第8話「地下の太陽」


  ある日ジョニー先生が予告したのは、“センセーショナルスチューデントオーディション”の開催。蘭曰く、「学園長主催で、各学年ごとにその年もっともセンセーショナル、つまり、世の中の注目を集めた生徒を決めるオーディション」とのこと。クラスメイトはみな「今年も蘭がトップ候補ね」とざわめく。しかし蘭の表情は厳しい。なんと、これまで何度も、毎年最終選考で競り合った生徒がいるという。蘭に並ぶほど注目を集める生徒がこのクラスにいただろうか……と、怪訝に思うあおい。
 そのとき、サングラスをかけた一人の生徒が教室に乱入してくる。彼女の名は三ノ輪ヒカリ。抜群のダンスパフォーマンスと歌唱力、類い稀なタレント性を誇るが、スターライト学園の地下にあるスタジオから自身が配信するネットライブでのみ活動し、メジャーシーンには一切登場しないという変わり者。ネットライブは何か月間も開かれ、その期間中は地下から一切出てこず、もちろん授業にも出席しないので、実はいちご、あおいとも同じクラスなのに、二人は出会ったことがなかった。
 「まぶしっ……」と呟きながらサングラスを外す姿に、もうあおいといちごはメロメロ。そしてそう、彼女こそ年に一度センセーショナルスチューデントオーディションで対決する、蘭の永遠のライバルだった。


2017年7月1日土曜日

飽きたら終わりだ!アイカツ!感想。第7話「つぶやきにご用心」

第7話「つぶやきにご用心」


 ITの進歩はアイドルの活動も変える。ファンとの交流はアイドルの生命線、SNSの登場は距離感の近い交流を可能にした。
 特に“キラキラッター”は140文字程度の「つぶやき」を投稿したり、他者のアカウントに「リプライ」を送ったりできる、手軽なコミュニケーション・ネットワーク機能が受け、今や人気アイドルは“キラキラッター”にアカウントを持つのが普通となった。それは女性アイドルに限らず、例えばオリコン上位にも食い込む男性インディーズバンド“More Than True”のリーダー・NAOのアカウントなどは、大変なフォロワー数を誇る。
 せっかくなのでと、情報強者のあおいにキラキラッターを設定してもらったいちご。初めはおもしろみが分からなかったが、太田のアカウントからリプライが来たり、フォロワーが増えたりと、徐々に楽しみを見つけていく。一方蘭は「あたしは、ネットで誰かとつながってたいとは思わない」と、クールなスタンス。