2017年9月19日火曜日

飽きたら終わりだ!アイカツ!感想。第12話「We wish you a merry Christmas!」

第12話「We wish you a merry Christmas!」

【あらすじ】 
 いよいよスターライト学園のクリスマスパーティ。スペシャルライブの出番もあるのに、いちごは実行委員に立候補。自分の準備も早々に終わらせ、クラスメイトたちの分も手伝う。お祭り好きで、困っている人を見過ごせないいちごの性分はここでも発揮され、東奔西走、八面六臂、獅子奮迅の大活躍。
 「ねえいちごちゃん、味付けみてみて」
 「オッケー!」

 「いちごちゃん!ちょっと教えて!」
 「オッケー!」

 「いちごー、ちょっと手伝ってー」
 「オッケー!」

 「でっかいスピーカーもあるといいよね」
 「オッケー!」

 「七面鳥食べたいなあ……」
 「オッケー!」

 「ねえいちご、こっちの相談乗ってもらってもいい?」
 「オッケー!」

 パーティ本番を前にして、みんな大変ながらもワクワクが収まらず、おしゃべりも笑い声も絶えない。そんな中、一人だけテーブルで黙々と輪繋ぎを作る生徒が。彼女は中山ユナ。元気が売りのアイドルなのに、今日は全然元気そうじゃない。
 いちごが事情を聞くと、例年は両親とともにクリスマスを過ごしているのに、今年は両親が仕事で一緒にクリスマスを迎えられないという。ニューヨークのタイムズスクエア前で見た大きなクリスマスツリーの思い出を語るユナの様子を見て、いちごは友達のために自分が何かできないかと思案する。

 せめて楽しくクリスマスを過ごせるように……大きなクリスマスツリーだけでも再現しよう!
 というわけで、いちご、あおい、蘭、おとめは、掃除のお兄さん(涼川)に伐採のための道具一式を借り、スターライト学園のクリスマスパーティの様子を取材していたテレビ局(“TKYテレビ”)の井津藻見輝(いつも みてる)さんのロケバンに乗って、一路エンジェリーマウンテンに向かう。

 エンジェリーマウンテンで一番大きな針葉樹を、みんなで力を合わせて伐採。エンジェリーシュガーの出入りの植木屋さんの助けも得て、学園までツリーを持ち帰る。
 いざ飾り付け、と行きたいところだけど、いちごたち四人はそろそろクリスマスステージの時間だ!
 どうしようかと悩むいちごに、クラスメイトたちが「あとは私達に任せて」と声をかける。

 一方、ユナは自室にいた。もう準備は終わって、パーティを楽しむしかないけど、そんな気分にはなれなかった。ひとりでいちごたちのクリスマスステージの中継を観る。
 クリスマスステージの曲は『We wish you a merry Christmas』。
 ステージの最後に、いちごがカメラに向かって笑顔で「ステキなクリスマスを!きっと外に出たら、良いことありますよ!」と語りかける。
 
 せっかくのクリスマスパーティだし、顔だけでも出してみようかな……と部屋を出たユナが見たのは、まるで両親と見たあのクリスマスツリーのように、大きな大きな、輝くクリスマスツリー。
 感極まるユナに、背中から声をかけたのは、なんとユナの両親。
 「パパ!ママ!」
 「遅くなってごめんね」
 家族みんなで過ごすクリスマスを楽しみにしていたのは、ユナも両親も同じだった。
 抱擁を交わす三人を、いちごたちもまた嬉しい気持ちで見つめていた。

*****

 学園長室の電気は消えていて、窓からは中庭のイルミネーションの光が差している。その光に背を向け、織姫学園長は誰かと電話をしている。
 「メリークリスマス。久しぶりね。
 ええ、報告があってね。まだ誰にも話していないんだけど、新年早々に組ませようと思ってるの。
 いちごちゃんと、美月を」
 織姫学園長は、もう新年のことを考えていた。学園の生徒がクリスマスパーティを楽しめるように段取りを終えたら、もう次のことに取り組む。光石織姫は、常にスターライトの未来に向けて進み続ける人であった。

【総論】

 伝説の、アイカツ!第12話、クリスマスツリー伐採回。
 この伐採の仕方が非常に本格的であることや、まるで御柱祭のようなツリーの運搬方法が話題になった。

 物語的なことを言えば、実はこの第12話までは、いうなればアイカツ世界のチュートリアルである。第1話からずっと、いちごたちの目を通してアイドル界を徐々に学ぶようになっていたが、この12話と次の13話を境に、いちごたちは本格的にアイドルとしての成長を始める。
 また、この「友達のためにアイドルが斧で木を切る」様子は、TKYテレビの番組で放映され、「なんかすごい子がいる」ということでいちごは一躍認知度をアップさせている。伐採はアイカツ世界においても注目を集めるような一大アイカツである、ということが描かれている。

 「友達を元気づけるために」何かをする。
 ここで「あれ?アイドルはファンに元気を与えるんじゃないの?」と思うけど、これはまあ、現実の視聴者に向けたメッセージ性を重視しているんじゃないかと思う。つまり、我々普通の視聴者にファンなんていないけど、我々は友達や周りの人との関わりを持っている。そんな周りの人の笑顔ために何かをしよう、と、アイカツは我々を勇気づけてくれる。

【今日の着眼】
 TKYテレビと、そのスタッフである井津藻見輝。もちろんこれはテレビ東京のセルフパロディであろう。
尋常ではない不審者感
とんでもない名前

【今日の美しき刃】
雪の中、エンジェリーマウンテンをさまよう四人
――を、撮影する井津藻見輝

雪に足を取られたおとめを支える紫吹蘭
この頃はまだ、蘭おと(紫吹蘭×有栖川おとめ)の方向性が模索されていたと言える。じゃあそれがいつ頃から断念され、どのようなカップリングが繰り広げられるようになるのか。それは今後のお楽しみ。



1 件のコメント:

  1. The casino is down after several years, says MGM Resorts
    The 안성 출장마사지 casino, which 대구광역 출장마사지 is 경주 출장마사지 being built in the former Virgin 대전광역 출장샵 Islands, will be operating as a casino, while 동해 출장샵 Wynn Resorts owns the casino, which opened

    返信削除